その他の病院・医療施設

JA岐阜厚生連　西美濃厚生病院

　当院は西濃地区の南西部に位置し、養老町、大垣市、海津市、不破郡、安八郡などの地域（人口約３０万人）を診療圏としています。病床数は現在、一般病床１８７床・療養病床１２８床であり、地域の基幹病院としての役割を果たしています。
当院では、高齢者の急性期から慢性期までの医療に積極的に従事しています。面倒見の良い医療として、例えば在宅とか、みなし在宅（老人ホーム）までへの橋渡しまで院内で有機的に行っています。
ただしそうは言っても、当地域には実は小児人口も都市部に劣らないほどの割合で認められています。その意味で小児の一次医療（救急を含む）にも当院は重要な役割を果たしています。さらに成人を中心とした、生活習慣病予防のための健診活動と二次医療にも、最新の医療技術と機器を用いて対応しています。いわば当院は、今の日本の地域医療の主要な領域を担当して活躍し、評価されている病院だと言えます。
さて、このように特徴を持つ地域において当院が運営上心がけているもう一つの事を挙げます。前述のように広く地域の医療ニーズに応えている当院ですが、残念ながら規模から考えて、近隣にも存在するマンモス病院の様に全ての分野に最先端・専門化することはできません。そこで各診療科において自分達の得意分野を作ることを目標としています。そして出来る限り多くの医師がそれについては直接に経験できるように配慮しています。詳細は割愛しますが、その結果、当院は色々な専門医資格の取得が可能な体制にあります。また臨床研修における論文発表（英文誌を含む）や学会発表（国際学会を含む）なども今までに充分行ってきました。
いわば、当院ではジェネラルな医療と専門的な医療の二つを、バランスを持って行っています。これかの日本の医療を背負う若い医師の皆さん。どうですか、このような病院で私たちと共に新しい医療を作りませんか。待っています。